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小さいころから初詣にいくと、いつも世界平和と自分の知っている人が死なないようにと願っていました
と話してくれたのは、現在行われているヨーコ・フジワラ先生がメイン講師のRYT200ヨガ指導者養成講座でアシスタントをしてくれているトリさん。
私の小さい頃なんて、「もっとバレーがうまくなりますように(当時バレーボールをしてたので)」とか「お年玉いっぱいもらえますように」とか欲にまみれた願い事しかしてなかった気がします。(笑)
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
とにかく生きとし生けるもの全てに対する優しさと愛に溢れた人、っというのがトリさんの印象。すでに2020年2本目のトレーニングとなりますが、未だに、生徒さんと接するトリさんを見て、
「本当に絵に描いたように優しい人っているんだ…」
と思うことが多々あります。
世界の環境について考える。トレーニング唯一のトリさんの講義
このRYT200で1コマだけあるトリさんの講義。前回もこのレポートで書かせて頂きましたが、本当にトリさんらしい講義内容です。
ハワイでイルカのガイドを行っているトリさん。講義で見せてくれた、ハワイの動物たちの写真はどれもとても美しい。ハワイならではの素敵な写真たちです。
しかし、この美しい海も人間の出すゴミによって徐々にその美しさを失いつつある、ということをご存知でしょうか?
プラスチックによる海洋汚染の真実
海には、漁業ゴミの他、プラスチック製のゴミがたくさん打ち上げられてくるそう。
上記はトリさんが講義でシェアしてくれた、プラスチックがどれくらいかかって、自然に帰っていくかを表した表。プラスチックは化学薬品を使って作るため、物が安定していて壊れにくく、自然分解にも時間がかかるのだといいます。
ここでこのゴミの犠牲になるのは、海洋動物たち。しかし、私たちも海の生き物をありがたく頂くことが多々ありますよね。魚やエビ、たこなどはその海洋汚染された海で生きていたもの。それを口にしている私たちは知らず知らずのうちに、自分たちの出すゴミでプラスチックの体内に入れ、自分の首を絞めることになるのです。
ペットボトル、コンビニでもらうフォークやスプーンなど見渡せば1回使っただけで捨てられるプラスチック製品がどれだけあることか!
しかも、日本はアメリカに次いで世界で2番目のプラスチック消費量なのだそう…。
恐ろしい現実です。
Noと言える人になる!本当に必要かどうかを判断する必要性
専ら、効率的で生産性の高い方を選びがちな私たち。(というか私。)ペットボトルも使い捨ての食器も今や、私たちの生活の一部になりつつあります。
トリさんが講義の最後の方でお話されていたのが、いま目の前にあるものが、本当に必要なのかどうかを考えること。買うのか買わないのか、もらうのかもらわないのか。というその判断を見直し、
そして、
“No”と言うことが大事だと思っています
と話してくれました。コンビニでもスーパーでも「もらえるものはもらっておこう…」という精神の人も多いのではないでしょうか?しかし、本当に必要かどうかを判断し、不要なものには「いりません」ということでプラスチック自体の生産量を減らし、少しでもゴミが減る手助けができるといいですよね。
今の自分にできることは?可能なことから考えてみよう!
私は、コンタクトレンズの保存液を出張や旅行の度に持ち歩くのが面倒なので、いつもコンビニの使い捨てのものを購入していました。
まずはこれを辞めてみようと思っています。
人に対しても、とても丁寧で優しいトリさん。講義を聞いていると、その愛情と優しさが人だけでなく、植物や動物、海などの大自然にも向けられているのがよくわかります。
私たち人間は大自然の一部です。自分はもちろんのこと、自然にもそして地球上で一緒に生きている動物や植物にも優しい人間でありたいですよね。自分勝手なことをして、自然を汚してはいけないなと改めて考えた講義でした。
いよいよ、トレーニングも残り2週となってきました!次回はどんな講義が待っているのでしょう。またレポートしたいと思います。