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2021年4月よりヨガジェネレーションで開催が決定した、あの偉大なヨガ指導者、マック久美子先生によるRYT200ヨガ指導者養成講座。最近ヨガを始めた方は、もしかするとまだご存じない方も多いかもしれませんね!
しかし、このRYT200。実はヨガジェネレーションでは2021年初開催となりますがヨガ業界では最も古くからあるRYT200と言っても過言ではありません。
たくさんの実力あるヨガ指導者を育成し、ヨガ業界に輩出してきた、マック久美子先生のRYT200。今回は、そのRYT200で教えている、イシュタヨガについてお話をお聞きしました。イシュタヨガがどのように創設され、どんな想いを持って伝えているのか、動画と文章でお楽しみください!
アラン・フィンガーとマニ・フィンガーによって創設されたイシュタヨガ
動画で視聴したい方はこちらから
イシュタヨガは、マック久美子先生の師匠であり、現在はニューヨークにいらっしゃるアラン・フィンガーと彼のお父さまである、マニ・フィンガーによって創設されました。
そこに行きつくまでには、マニ・フィンガーがパラマハンサ・ヨガナンダと勉強し、南アフリカで様々なヨガの先生のお世話をしながらアイアンガー師を始め、クリヤヨガ、シバナンダヨガ、ラヤヨガ、タントラ哲学を何年も修行したのちに、色々なヨガの良いところを取り入れて、生み出したものです。
【特徴1】伝統的なヨガの教え方をしている
イシュタヨガは、伝統的なヨガの教え方をしている流派です。元々、伝統的なヨガは先生から生徒へ口頭で伝えられてきました。また、その教えを生徒は自分で体験することで学んでいくものです。
アメリカでイシュタヨガを広めているアラン・フィンガー氏は、今もそれを続けており、現在アラン氏から日本のイシュタヨガシーンを任されている、マック久美子先生も、そのスタイルを伝承されています。
【特徴2】生徒の身体に合ったヨガを伝えている
“イシュタ”とはサンスクリット語で、日本語にすると「個人」という意味があります。ヨガは誰にでもできるはず。誰にでもヨガを楽しんでほしい。そのために、アーサナは正しいアライメント(正しいポーズの形)に生徒の身体を合わせるのではなく、それぞれの生徒の身体に合ったアライメントを見つけることを重要視しています。生徒に合ったアライメントでヨガをすることで自身が安定し、スムーズな呼吸を見つけることができ、心の均衡を取り戻すことができるのです。
疲れた日、「今日は疲れたからヨガを辞めておこう」ではなくて「疲れてるからこそヨガをしよう」となるように。どんな時でも、ヨガをベースにして、自分のバランスを取り戻していく。これが、ヨガの真髄なのだと、久美子先生は話してくれます。
そんなヨガを誰にでもしていただきたい、それが“イシュタ”という名前の始まりです。
特徴3:目指すところは、ヨガをしながら普段の生活を心地よく過ごすこと
もちろん、教えるときもその生徒に合ったアーサナのアライメント、呼吸法や瞑想法を選んでいきます。ヨガは難しいポーズをマスターするのでもなく、瞑想をマスターするのではなく、普段の生活の中で自分がしたいことをもっと効率よくできるようになること、そしてヨガをしながらもっと周りと調和することを見つけながら生きていけるようになること。それがヨガの真髄だと信じて、久美子先生は、イシュタヨガを伝えてくださっています。
“ヨガ”と聞くと敷居が高い、真実を目指すもの、と思いがちですが、いつだって皆さんの身近にあるもの。人生をより豊かに生きていくためのツールとしてヨガを伝えていっている、イシュタヨガの先生たち。
私がイシュタヨガをオンラインで初めて受けたときも細かい指示のもと、オンラインでも問題なく受講できて、感動したことを思い出します。終わったあとのシャバーサナの静けさ。心が洗われる感覚は忘れることができません。ぜひ、みなさんもイシュタヨガを体験してみてくださいね。