2月のゆるベジレシピは『温かいスープ』をテーマにお届けします。昨年の立て続けの台風や異常気象により葉物野菜がまだまだ品薄な状況でもあるので、出来るだけ手に入れやすい食材たちを活用していきます。
ゆるベジの基本は「ココロとカラダが求めているものをシンプルに頂く」こと。調理も出来るだけシンプルに、その分スパイスやちょっとした工夫をプラスしてワクワクするようなレシピになっています。今回の『温かいスープ』特集でも、味わいだけでなくビジュアルもワクワクするようなレシピをご紹介していきますね!
第1弾としておすすめするのは、『カルダモン』というスパイスを効かせています。カルダモンは『スパイスの女王』とも呼ばれているショウガ科の食物の種。インドでよく使われ、カレーやチャイなどには欠かせないスパイスです。肉や魚の臭み消しの他、お菓子にも使われる爽やかな香り。
サツマイモの甘さとカルダモンのハーモニーに、ブルーチーズを合わせてお楽しみください。今回はイタリアを代表するゴルゴンゾーラを添えました。ブルーチーズ(青カビのチーズ)については以前の記事にて簡単にご紹介していますので、そちらも併せてチェックしてみてくださいね♪
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『チーズの旨味とカボチャのマリアージュ!カボチャとブルーチーズのサラダ』
■→ 気になるレシピはこちら
レシピ
材料
- サツマイモ
- 玉ねぎ
- ローリエ
- カルダモン・パウダー
- 塩
- 豆乳
- お好みのブルーチーズ
- お好みのハーブ(パセリ、チャービルなど)
- 粒黒胡椒
作ってみよう
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サツマイモは皮付きのままよく洗い、玉ねぎは皮をむいて洗う。それぞれ1〜2cmの角切りにする。
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厚手の鍋にカットしたサツマイモと玉ねぎ、ローリエを入れて、ひたひたの水を加える。カルダモン・パウダーとひとつまみの塩を加えて中火にかけ、アクを丁寧に取り除きながら素材たちに火を通す。
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火が通ったらローリエを取り除き、ミキサーなどで滑らかにし、お好みのトロみになるよう豆乳を加える。
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再びごく弱火で火にかけ、塩を加えて味わいを調整する。
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器によそい、ブルーチーズとハーブを添え、粒黒胡椒を砕いて散らす。
ちょっと一工夫
- ミキサーがないときは裏ごしするか、ヘラなどで丁寧に潰す。ゴロゴロの食感が残っていても美味しいですね♪
- 4の塩味調整は、最後にブルーチーズで塩気が加わるので、弱めの塩加減にする。
とろけるブルーチーズの塩味とサツマイモの甘さを楽しんで
スープの温かさで徐々に溶けていくブルーチーズの味わいが、サツマイモの甘さとぴったりです!サツマイモの優しい黄色に合わせて、器も黄色に。ホーローの懐かしい雰囲気が可愛らしいですね。
黒い器はコントラストが力強い、モダンな雰囲気に。
グレーの器は穏やかなイメージ。お皿の縁のアクセント色と、真鍮のスプーンの色とで統一感が出ますね。
こんな風に小さなお皿によそうと、ちょっとした前菜風に。
カルダモンの爽やかな香りとサツマイモの甘さ、ブルーチーズの塩気が美味しいバランスを創り出してくれますよ。何事もバランスが大事ですね。