18年目にして初めての写真集は心に響く言葉が満載_『Yogini』Vol.82

ある日の編集部

編集A(以下、A) 『Yogini』が発売したね、5月20日
編集B(以下、B) Vol.82だって。もうだいぶ出ているなー。
A Vol.1が2004年9月で、その前に『ヨガでシンプル・ビューティ・ライフ』というのを2冊出しているんだ。これは一冊目が2004年1月とクレジットされているけど、実際に書店に並んだのは2003年。その辺の日程は出版界のややこしいカラクリがあるので、まあ2003年に出たんだ、って思っていてもらえれば。

廃れないヨガの臨場感

A 今号の目玉は、やっぱり写真集だね
B 表紙から、ちょっといつもと雰囲気違うけど、中身もまるで変わった。ずっと写真だもんね。
A ヨガのアーサナとか佇まいとか、シーンとして、生き方としての「ヨガ」が大きな写真で並んでいて、各ページが上がってきて並べて見た時に、うわーって、思わず声が出たよ。
B すごく臨場感のある写真だよね。いつの号に載ったとかもわかるようになっているけど、古さがない。廃れない。カッコよく言えば、流行ではなく本質を追っているからかな…。
A まあ、ヨガの長い歴史の中では、20年弱なんて一瞬だろうけど(笑)。
B 『Yogini』って写真のページがいつも印象的だと言われるけど、こういう風に並べられると圧巻だった。ここまでの長い年月が凝縮されていて。
A デザイナーも今回から変わったんだけど、最後までどんでん返しがあった中で、本当に頑張ってくれて、いいものになったと思う。

言葉がささる

B 本の中の写真についている言葉って、いつも短いのに気になるものばかり。今回もそうだね。
A これ、書き下ろしで、編集長ハシムラがこもって書いている。『鶴の恩返し』さながら、書いているうちは絶対に入ってくるな、って感じで。

B 「う」とか「はー」とか「あ」とか、何かうめき声というか、言葉にならない声が漏れてしまう。

A こういうのって、後から見た時に、パッと開いたページの言葉が“今必要な言葉”だったりもするんだよね。
B そうそう。今ぴんと来なくても、1カ月後とか、3年後とか…もしかして10年後とかね。こういうの、すごく大事。
A わかる〜。

ポーズのコツ

A 第2特集は、「ちょっとしたポーズのコツ」です。


B よくスタジオとかで出てくるけど、何かしっくり来ないってポーズを、もっと気持ちよく取るためのコツですね。
A 大江清一朗先生の監修です。これ、タメになったな。
B 大江先生の話は、自身の鍼灸師視点がありながら、「巡る」ためにはどうしたらいいのかという説明が、ヨガそのもの。結果的に、自分でいいところを探すって話なんだけど、その探し方を教えてくれる。
A 自分でしかわからないものね。ポーズの目的は形じゃないから。
B 今回は、インスタストーリーとかオンラインサロンでポーズの悩みを募集して、それに答えるような形になっているんだよね。悩みが解消のヒントになっているといいな。

オンラインサロン企画が登場

B 今号の目玉のもう一つが、Yoginiオンラインサロンから生まれた企画が作られたこと。
A 食事をテーマにいろいろ話し合って、特集の切り口を決めたよね。
B 「新米ヨギーニのための“ヨガ食育”の基本」


A オンラインサロンのメンバーと一緒に話して出てきたキーワードから練り上げました
B このオンラインサロン上の会議はまたやるみたいだから、『Yogini』へのアプローチの仕方が広がっていくね。
A 作っている私達も立体的に考えていかないといけないので大変だけど、面白い。ここでできなくても、こちらではできるって考えられるからね。
B 読者の皆さんもどんどん参加していただきたいな〜。
A まずは今号、楽しんでくださいね〜。

 

Text:Yogini編集部

 

Yogini Vol.82

5月20日発売

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