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多くのヨガクラスの名前に使うことが多い「ハタヨガ」。ハタヨガベーシック、ハタフローなど「ハタ」とつくクラスを持つヨガスタジオはたくさんあります。
しかし、この「ハタ」とは一体どんな意味があるのでしょうか?今回は、クリシュナ・グルジ先生と弊社のMIKIZOの代表MIKIZOの対談内容を記事でご紹介!2人の会話で出てきた「ハタ」の意味はこれまで知らなかった意味も登場していたので、皆さんにもご紹介したいと思います。
動画で見たい方はこちらから
ヨガ一家で生まれ育ったクリシュナ・グルジ先生
お父さまが厳格なヨギであったヨガ一家に生まれ、育ったインド人ヨガ講師:クリシュナ・グルジ先生。私たちのように大人になってからヨガに出会った、というよりも、生まれながらにしてヨガの中にいるような生活をされてきた先生です。小さいころからアーサナをしていたので、学校の階段をハンドスタンドで上っていた…なんて逸話もあるほど。(笑)
そんなクリシュナ・グルジ先生が話してくれることは、教科書には載っていない新鮮な話がたくさんあります。
「ハ」は太陽、「タ」は月。2つのバランスをとるハタヨガ
一般的に「HATHA(ハタ)」とは、サンスクリット語で直訳すると「ハ(ha)=太陽」、「タ(tha)=月」という意味があります。これは、私たちの能動的なエネルギーと受動的なエネルギーのこと。私たちにはこの2つのエネルギーが存在しています。
以前、こんな話をグルジがしてくれました。
お父さんとお母さんがいなければ、私たちが存在しなかったことと同じように、ハのエネルギーもタのエネルギーも生きていく上でどちらも大切。ハタヨガとは、この2つのエネルギーのバランスをとっていくヨガということです。
ハタヨガを行うの何が手に入る?その効果は?
動画の中でグルジ先生はハタヨガの効果をこんな風に話してくれています。
何事もあきらめない強さ、というのは人生において、とても重要です。すぐに心が折れてしまう、「もういいや」と投げ出してしまう前に、ヨガで諦めない心を作れるといいですよね。
子供が駄々をこねる様子、実はハタ!?
また、動画の中ではグルジ先生とMIKIZOの間でこんなお話も。
インドでは、このことをわかっている人は、子供にやさしくするのだそう。そして、大きくなっても簡単には諦めない子になるそうです。子供のわがままは、ついつい、「ダメ!」と頑なになってしまいがちですが、ちょっと客観的に「この子も「ハタ」を行ってるのね~」と見れるようになるといいですね。(ってそんな簡単にはならないですよね、その瞬間になると、やっぱりイラっとしちゃう。笑)
全てのヨガのベース。ハタヨガ
日本では、今や多くの流派が存在しています。
今回も動画でグルジが話していますが
日本では、一般的にクラス名として使われていますが、アーサナや呼吸法を使っているヨガクラスのベースは全てハタヨガということですね。
伝統的なハタヨガを現代の日本人に向けて伝え続けてくれているグルジ先生。日本での指導歴も10年以上になり、日本人の性格や文化をとても理解をしてくれています。また、他の指導者養成講座にはない、アーサナの意味や効果、哲学など内容がとても濃い!
今、インドに行ってヨガを学ぶのは社会的にも難しい情勢ですよね。なので、日本にいながらグルジ先生のヨガを受けてみてほしいと思います。
今回、8月には「インドの伝統的なヨガを学ぶ!ヨガ総合講座:ハタヨガ基礎講座」がリニューアル!これまで以上にアーサナのテーマに沿ったハタヨガが楽しめるワークショップです。
そして、更に2021年9月スタートの1年に渡るインド政府公認校認定ヨガ指導者養成講座|ハタヨガコースは、残席2名となってまいりました。ぜひ、興味のある方はこの機会に受講してみてくださいね!