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ヨガプロップスも、私らしさを大切に。
昨年のロックダウン時から SNS を見ていて、おうち時間にヨガプロップスを手作りするヨギーがオランダで一段と増えているように感じます。
普段、裁縫をあまりしなかった人たちもマスクを手作りすることから始め、そのようなヨギーの中には「ヨガプロップスも作れるのでは？」と閃いた人も多かったのでしょう。
私自身が使用している市販のヨガプロップスを度々インスタグラムに投稿していますが、時折オランダ人ヨギーから、「これなら、私自分でつくっちゃうよ！」なんてコメントをもらうこともあります。
「みんなと同じより、みんなと違う」が好きなオランダ人の手作りヨガプロップスを見ると、なんだか市販のものよりも愛着が湧くかもしれないと感じたりしています。
こんなに簡単にできる！オランダ式のボルスターの作り方
ボルスターは、ヨガのあらゆるアーサナ時に心地よいサポートをしてくれるプロップスで、特に陰ヨガやリストラティブヨガには最適ですよね。
しかし、市販のボルスターは意外と値段が高く、購入するかどうか迷っているヨギーも少なくないはずです。
そんな時、オンリーワンやハンドメイドが大好きなオランダ人は、ボルスターも作ってしまいます。
作り方は簡単で、まず、何枚かの毛布を重ねてからクルクルと巻いていき、抱き枕の形に丸めます。
市販のボルスターのサイズを確認して、同様の形・サイズの細長い枕をイメージして巻いていくとよいでしょう。
IKEA 等のインテリアデザイン店やセカンドハンドショップでも安価で毛布が手に入りますし、おうちに眠っている毛布を押し入れから引き出して活用することもできます。アウトドアが好きのヨギーであれば、自宅にある寝袋を丸めてボルスター代わりにすることもできます。
手芸用品店で気分が高まるような色やデザインの布を見つけてボルスターのカバーにしてもよいですね！
こんなに簡単にできる！オランダ式のアイピローの作り方
目の周りやおでこに優しい圧力をかけて、デスクワークの目の疲れを癒したり、シャバアーサナ時にリラックス状態と導いてくれるアイピローを愛用しているヨギーは多いですよね。
手作りする際に、重さのあるアイピローが欲しい場合は、靴下にお米または乾燥豆を入れ、端を閉じて縫います。アイピローを目の上にのせているときにほんのり香りがほしい場合には、さらに乾燥ラベンダーを加えるといいでしょう。
カバーの生地は、綿やシルクなど素材を変えて、デスクワークの合間用、就寝前用、シャバアーサナ用などど何種類かのアイピローを作ってもいいですね。アイピローはクローゼットにあるスカーフやネクタイ、その他柔らかい布を目の上に置くだけでも、十分な機能を果たしてくれます。
ちなみに、アイピローと同じ作り方で大きさを変えてしまえば、サンドバックも作れてしまいます。
お気に入りの柄や素材の生地を見つけて、ボスルターやアイピロー、サンドバックをセットで作ってもおしゃれになるはずです。
おうちのインテリアや気分に合わせて何種類かのカバーも作っておけば、飽きることなくヨガの時間がますます楽しみになるのではないでしょうか。
わざわざ買わなくても、家にあるもので十分！
ヨガは好きだけれど、ヨガプロップスの値段や使用頻度を考えると購入すべきかどうか迷うヨギーも多いはずです。
迷っている間は、ヨガブロックやヨガベルトを家にある物や安価で手に入るもので代用してみてもよいのではないでしょうか？
「作る」という程ではなくとも、家にあるものでそのまま代用することができる物もあります！
ヨガブロック
ヨガブロックは、特定のポーズを深めたり、段差によってポーズの難易度を下げたり、正しいアーサナを手助けしてくれるもので、その多くは EVA 素材、コルク、または木でできています。
家にある物でヨガブロックの代わりになるのは、辞典や図鑑など、「厚みのある本」です。お気に入りの本ではなく、汗ばんだ手で何度も触ることになるので、本棚に眠っているような本の方がよいでしょう。気になるようであれば、本の上にタオルを置いて使用してもよいかもしれません。
家に本が見つからなければ、古本屋で海外のおしゃれな料理本やレトロな百科事典を購入して活用してもよいかもしれません。分厚く安定感のある本はヨガブロックとして十分な機能を果たしてくれます。
ヨガベルト
ヨガベルトは、アーサナの完成形を目指して練習しているヨギーのポーズを補助してくれるプロップスです。
通常ヨガベルトは綿でできており、バックルが付いています。ヨガベルトは、肩幅くらいのタオルでも代用できますが、もっと滑りにくいものがよければ、バスローブからベルトを外して活用したり、革のベルトも使うことができます。
自分だけのこだわりを大切にしていこう
新しいものを買うのではなく、ヨガプロップスを手作りすると、よりヨガプロップスへの愛着が湧くこともあるでしょうし、「もっと、こういう素材、このくらいの重さのものが私に合っているのかも！」などと、自分の好みを探求していくことができるはずです。
自分の好きなものを取り入れたオンリーワンのヨガプロップスをおうち時間に作ってみてはいかがでしょうか？
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに！
