記事の項目
スタジオのように家でもリラックス
ヨギーの中には、ヨガスタジオに通っている人もいれば、おうちでヨガをしている人もいます。仕事や家庭の都合に合わせてヨガをする場所を変える人もいるでしょう。
そのような人の中には、「同じポーズをしているのに、スタジオの方がリラックスできる!」と感じている方も多いのではないでしょうか?
目の前にインストラクター、周りには他のヨギーいる状態を自宅で再現することは難しいですが、スタジオでリラックスできる理由はそれだけではなく、「照明」の使い方が心地よいヨガの空間づくりに大いに影響している部分があります。
オランダ人は光の取り入れ方が上手?
「煌々とした明かりが苦手」という方もいますが、日本の多くの家庭では夜になると、カーテンから家の外へ明るい光が漏れるほど、光度の強い照明を使用しています。
オランダの家庭では照明にこだわる人が老若男女問わず多いこともありく、煌々とした明かりはあまり使用されておらず、照明を時と場合によって上手く使い分けています。
例えば、夜のおうちヨガの時間には心が休まる薄い緑色や温かい炎のようなオレンジの照明を使用し、映画を観るときにはピンクの光でムーディーに、朝や晩にはソファーに腰掛けてフロアースタンドの元で読書を楽しみ、子どもの寝かしつけにはほんのりとした明かりのベットスタンドを置き…
このようにオランダの家庭では、1つの大きな照明で部屋全体を照らすのではなく、部屋のあらゆる場所に、点々と照明が置かれていることが多いです。
ヨガと照明の関係
おうちでヨガをしているときに、目線はどこにあるでしょうか?
身体と心を癒したくても、目の前に本棚やテレビ、キッチンが見えていたり、机の上の仕事関係の書類や新聞、To do リストが目に入ってしまったら一瞬で集中が途切れてしまい、ヨガと向き合えなくなってしまいます。
しかし、いつもよりも光度の低いやわらかくて優しい小さな照明があればどうでしょうか?
同じ空間、いつもの家がまだ違って見えてきます。
ヨガに集中できる環境づくりは、照明を工夫することで得られたりもすると思います。
普段から照明で空間づくりを楽しむオランダ人は、ヨガをするときにももちろんこだわります。
これからの季節は朝陽が昇るのも遅くなるため、朝ヨガには太陽のような温かい照明、寝る前やリラックスしたいときは家の家具がぼんやり見えるくらいの明るさのフッドライトやダウンライトを使用してみてもよいかもしれません。
またランプシェードのデザインにこだわり南国のような空間を作ってみるのもよいかもしれません。
オランダのヨギーが選ぶ照明
さて、オランダのヨガスタジオやヨギーのおうちでは、どのような照明が選ばれているのでしょうか?
色々なヨギーの照明を見てみると、手軽に店舗や通販で手に入れることができるものばかりです。
おうちでのヨガがますます楽しくなるような空間づくりの参考にしていただければ幸いです。
窓辺のデコレーションライト
カーテンレールや棚の上に沿わせてデコレーションライトをつけてみると、部屋全体の雰囲気がガラッと変わり落ち着いた色合いに染まりますね。
温かい色味をした明かりはこれから寒くなる秋冬にかけて目から温かさを感じさせてくれるのではないでしょうか?
壁面に取り付けるブラケットライト
場所を取らないのでコンパクトなおうちにもぴったりです。
オランダの家庭では、観葉植物や本棚、お気に入りの椅子などをやんわりと照らすブラケットライトをよく見ます。
朝晩の薄暗さを心地よい明るさに照らしてくれるのでヨガにもぴったりです。
小ぶりなキャンドルライト
日本では100円ショップでもキャンドルライトが手に入りますよね。
お子さんやペットがいる家庭は、火を灯すキャンドルよりもこちらの方が安全で取り入れやすいと思います。
小ぶりなキャンドルライトに囲まれながらのリラクゼーションヨガは想像するだけで心地よさそうですよね。
光度調節可能なダウンライト
部屋の天井部分は真っ暗ですが、手元足元はしっかりと照らしてくれるダウンライトはヨガの練習にもぴったりですね。
光度調節が可能なものであれば、多用途に使用できるのも魅力です。
照明で変えるおうちヨガ空間
照明にこだわったインテリアは、難しそうなイメージがあるかもしれませんが、お手頃価格で手に入る照明も多くあります。
SNS等でインスパイアをされながら、これからの暗くなる季節に取り入れてみるのも楽しいのではないでしょうか?
それでは、今回も最後までお読みいただきありがとうございました。
次回の記事もお楽しみに!