冬になると顔や体の乾燥が気になる方も多いのではないでしょうか。痒くなったり、白い粉が付着したり、赤い発疹が出たり、マスクをしているとはいえ、顔の乾燥は肌荒れにも影響しますので、できれば避けたいもの。表情筋を動かすことで、乾燥は解消するのでしょうか。
乾燥が原因となって引き起こされる症状
・肌荒れ
マスク内部の湿度が高いと、肌が潤っているように感じてしまいますが、実はまったく逆。 湿度が上がり、肌がふやけた状態になっていると、水分が蒸発しやすいので乾燥しやすくなります。また、マスクの取り外しで摩擦を起こし、さらに荒れやすくなります。
・脱水症状
夏の脱水症状と違って急激な変化が起こりにくいため、気づかず危険な状態になることもある冬の脱水症状。マスク生活で外出先の水分補給が少なっている人は、要注意!
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また、コロナ禍で冬でも定期的な換気が必要。外からの冷たい空気が入ると室温を保とうとするエアコンの負荷もかかりますし、室内の空気の乾燥は避けられません。屋内でも屋外でも乾燥対策は必要となってきます。
乾燥は筋力不足が原因!?
体の水分が蓄えられているのは筋肉なので、筋肉量が減ると乾燥肌になると言われていますが、全身の筋肉を鍛えたら本当に乾燥しなくなるのかな?効果は実感できるのかな?とちょっと疑ってしまいますよね。全身を鍛えるとなると、普段、トレーニングをしていない人は気が遠くなりそうですが、筋肉の中でも小さく、効果が出やすい筋肉、表情筋を鍛えるのであれば、できそうな気はしませんか?
顔の乾燥は早めに解消しないと年齢に関わらず、シワがどんどん深くなっていきます。あるアンケート結果では、マスクを外した時に一番注目する場所は「口元」という結果がでているようです。続いて、「輪郭」「小じわ、ほうれい線」だそうです。家に帰って鏡を見た時に、口元のたるみ、ほうれい線、そしてフェイスラインを見て、この一年で何だか老けたような気がすると思った人も多いのではないでしょうか。
さらに、乾燥はシワだけじゃなく、シミやたるみ、くすみの原因になりますのでお肌の老化は乾燥と共にどんどん加速していくのです。乾燥肌がなかなか改善しなかった方、コロナ禍で乾燥肌が気になるようになった方、そしてお顔が気になる方、まずは、表情筋を鍛えて、ハリと潤いのある肌になるか試してみましょう。
表情筋は正しく鍛えるからこそ効果がアップ!
シワが気になる方は普段から思いっきり笑うことを控える方もいらっしゃいます。また、顔ヨガの動画や写真を見た方は、シワが深くなりませんか?という質問も多くいただきます。気になる部分に効果のある同じポーズばかりをしていると、確かに、人によっては他の場所にシワができることもあります。表情筋は即効性があるので、ただ動かすのではなく、正しくバランス良く動かすことが大切です。体のヨガと同じですよね。
そして、小さい筋肉だからこそ、その部分だけを動かすのは、慣れるまで、難しい場所もあります。手も使うこともありますので、手の位置、目線、力を入れるところ抜くところ・・・などなど、正しく動かすことによって効果がしっかり現れてくるのです。
いつの間にか、お肌のハリツヤが戻り、唇もプルンとなって、乾燥していたことも忘れてしまいます。
まずは、顔全体の筋肉を使って、顔の血行やリンパの流れを促進して、むくみを取るポーズをしてみましょう♪
毎日の洗顔で、お肌の潤いがわかる!
顔ヨガのポーズはコツをつかめば、どんどん理想の顔に近づいていくので毎日鏡を見るのが楽しくなってきます。一番変化がわかると声が多いのが、「洗顔したとき」!化粧水の浸透も良くなり、手で触れる感触がぜんぜん違うみたいです。肌の弾力も戻り、フェイスラインがスッキリしたことも実感できます。
フェイスラインに効果のあるポーズもチャレンジしてみましょう♪
表情筋トレーニングは、乾燥だけではなく、脳の活性化にも効果があります。口角が上げるポーズをすると、脳は「楽しい」と勘違いして、癒しホルモンのセロトニンや多幸感をもたらす神経伝達物質のエンドルフィンが分泌されるそうです。幸せ気分になり、前向きに考えられるようになり、集中力も高まるので、乾燥予防だけではなく、日々の生活にも役立つ表情筋トレーニング「顔ヨガ」、この冬から始めてみませんか?