誕生日には意味があります。生年月日から導き出した9つの数字を使って、自分という「謎の存在」を読み解くのがヨガ数秘学。性格や課題、強みや才能、人生の流れまで、あなたのすべてがわかります。
数秘学は数秘術とも呼ばれ、さまざまな流派がありますが、こちらでお伝えしているのは「ヨガ数秘学」。ヨガのコミュニティで発展した、誕生日の数の教えです。
ヨガ数秘学では1から11までの数字を用いますが、それぞれの数字に固有の性質があります。今回は「4」についてお話します。
4ってどんな数字?
ニュートラル/公平なマインド、秩序、計画、理論、観察、瞑想
4は穏やかで落ち着いたマインドの数字。選り好みせず、善悪をつけずに、ものごとをありのままに見つめる、公平な目線が特徴です。
まじめで几帳面なところがあり、計画立ててものごとを進めます。変化はやや苦手で、保守的なところも。その分、安定感があります。
自分を観察している「もうひとりの自分」がいて、自分の行動や思考、周囲の状況につねに気づいています。楽しんでいる時も遊んでいる時も、どこか冷静。はめをはずしません。
4を持つ人の特徴とは?
その1:考える。
その2:ルールを守る。
その3:瞑想
その1:よく考える。
4はとにかく、よく考えます。頭の中は、つねに思考がめぐっていて、朝起きた瞬間から夜眠りに落ちるまでずっと頭が働いている、ということも。理論的に考えたり、筋道立てて思考を組み立てるのが得意です。
同じことを考え続ける「ぐるぐる思考」と「考えすぎ」には注意。ずっと肩が凝っていたり、ヨガの練習中、シャヴァーサナになっても頭がゆるまないようなら、かなり重症ですよ。
その2:ルールを守る
4は秩序の数字。カオスは苦手。しかるべきことが、しかるべく行われ、落ち着いている状態が心地いいのですね。なので、人にも同じように「きちんとする」ことを求めます。
ただし、世の中は、そんな人ばかりではありません(残念ながら)。決まりを破るのが快感だという人も、ルールが「ゆるい」人もたくさんいます。そこでイライラしない、批判的にならない、というのが4のチャレンジ。
その3:瞑想
4におすすめなのは瞑想。気分が穏やかな時はマインドもクリアですが、一度考えが回りだすと頭の中は一気に混沌とします。
瞑想は、マインドの思考の渦に巻き込まれずに、少し離れたところから客観的に観察すること。どんな考えが浮かんできても、いい悪いの判断をせずに、ありのままに見つめることです。瞑想を日々の習慣にしてくださいね。
4を持つ人へ
考えすぎないで!
状況を客観的に見つめる、というマインドのプラクティスをしてください。いやだな… 困ったな…大変だな… というような、ネガティブ感情が生まれてきたら、そこから少し、離れてみましょう。5メートルぐらい離れたところから、自分を見るようなイメージです。
同じことをずっと考え続けたり、一度決めたことを何度も考えなおしたりしている時は、4のバランスが崩れているサイン。思考の渦の真ん中にいると全体が見えませんが、少し離れたところからだと、状況がすべて見渡せますよ。
まじめで「ちゃんとした」性格は、時には「きゅうくつ」にもなるので、遊んだり、楽しんだりするのも忘れずに。カオスや喧騒から生まれてくるものもあります。いつも、しっかり者でいなくてもいいのです。
マダムYUKO(ソウルナンバー4。4な方、ともに参りましょう!)