大画面テレビにリモコンを向ける人の手

注目のヨガ映画特集!自分好みのおすすめ作品を見つけよう

「映画の中でもヨガの世界観に浸りたい!」と思っている人へ贈る、ヨガ映画特集。ちょっとしたお休みの日などに観られる、ヨガ要素が入った映像作品を紹介します。

ヨガ映画の魅力とは?

 
ヨガのテーマが含まれる映画の魅力とはなんでしょうか?例えば、以下が挙げられます。

  • ヨガとストーリーを両方楽しめる
  • いつもの練習とは違った観点からヨガを考えられる
  • 新しいヨガの楽しみ方を発見できる
  • 友達との会話のネタにできる

映画という形なら、ヨガを毎日している人はもちろん、ヨガをしたことがない人でも親しみやすいですよね。「勉強のために絶対チェックしなきゃ」などと気負わずに、気軽に映画鑑賞してみてください。

VODで観られるヨガ映画(ドキュメンタリー・フィクション)

 
Amazonプライム・ビデオやNetflixなどのVODで観られるヨガ映画をまとめました。ネタバレしない程度に、簡単に作品を紹介します!
(※公開年・映像時間は各VODを参照しました)

『聖なる呼吸:ヨガのルーツに出会う旅』

(2016年 / 104分)
●監督:ヤン・シュミット=ガレ
●出演:T.クリシュナマチャリアの子供たち、K.パタビジョイス、B.K.S.アイアンガー など

ドイツの映画監督が南インドへ行って、ヨガの歴史をたどるドキュメンタリー。「近代ヨガの父」といわれているティルマライ・クリシュナマチャリアについて、インドの弟子たちやヨガ講師に聞いてまわります。
クリシュナマチャリアの過去の練習映像も交えながら、歴史的背景やアーサナの起源を知ることができます。

<こんな人におすすめ!>

  • 「クリシュナマチャリア」をテキストで見たことがあるが、本当に実在したの?とイメージがわかない人
  • ヨガのルーツを知りたい人
  • いつかインドに行ってみたい人

『食べて、祈って、恋をして』

(2010年 / 140分)
●監督:ライアン・マーフィー
●出演:ジュリア・ロバーツ、ハビエル・バルデム、ジェームズ・フランコ、リチャード・ジェンキンス、ヴィオラ・デイヴィス、ビリー・クラダップ など

映画の原作は、エリザベス・ギルバートが自身の体験をもとにして書いたベストセラー『食べて、祈って、恋をして 女が直面するあらゆること探究の書』。
キャリアや人間関係に悩み悲しむニューヨークのライターが、「悟り」を求めてイタリア・インド・バリを旅していきます。瞑想シーンや食事シーンなど、見どころ満載の作品です。

<こんな人におすすめ!>

  • 海外旅行が趣味の人
  • なんとなく人生にモヤモヤしている人
  • 瞑想が好きな人

『YOGA WOMAN ヨガに恋したら世界が変わった』

(2014年 / 82分)
●監督:ケイト・クレア・マッキンタイア、サラスワティ・クレア
●出演:シンディ・リー、シャロン・ガノン、ペイジ・エレンソン、吉川めい、ショーン・コーン、シヴァ・レー など

「20世紀直前まで主に男性のものとされてきたヨガが、どうやって世界中の女性へと広まっていったのか?」「女性たちはどのように日常にヨガを取り入れているのか?」をまとめたドキュメンタリー。
男性・女性という画一的な線引きではなく、さまざまな立場や状況の人がヨガをしている様子が映っています。

<こんな人におすすめ!>

  • ヨガの魅力を伝えるための言葉を探している人
  • 多彩なヨガクラスの存在を知りたい人
  • ヨガコミュニティの形を模索しているインストラクター

『シャンティ デイズ 365日、幸せな呼吸』

(2014年 / 169分)
●監督:永田琴
●出演:門脇麦、道端ジェシカ、村上淳、ディーン・フジオカ、葉山奨之、石田ニコル、坂口健太郎 など

「どうか探さねんでけ」と青森から家出してきた21歳の女の子が、東京でカリスマモデルの生活やヨガに刺激を受けて、変化・成長していく物語。
個性的でユニークな登場人物たちを通して、ヨガを始めたての人とヨガを教えるインストラクターの両方の視点で楽しめます。

<こんな人におすすめ!>

  • 東京を舞台にしたヨガ映画を観たい人
  • くすっと笑える、コメディ要素がある映画も好きな人
  • 自分の練習が後回しになりがちなインストラクター

ヨガ映画を楽しく鑑賞するコツ

 ポップコーンを手にソファでくつろぎながら映画を楽しむ女性
ヨガ映画を楽しく観るためには、以下のポイントに着目してみましょう。

  • 作品内にヨガの「正解」を求めすぎない
  • クリエイターへの感謝の気持ちを大切に
  • 感じたことを言葉にしてみる

作品には、「こういう映画にしたい!」「これを伝えたい!」という脚本家や監督などの意向が含まれています。そのため、映像の作り手と自分のヨガに対する考え方が違うこともあるかもしれません。

しかし、作品批評やジャッジをする姿勢が強すぎると、映画鑑賞を純粋に楽しめなくなってしまいます。映画制作には、計り知れない時間や多くの人の熱意が注がれています。クリエイター陣への敬意を忘れずに、作品を通してあらゆる気づきを与えてくれたことに感謝しましょう。

また、自分のなかで気づいたことがあれば、ノートに書き出してみるのもおすすめです。感覚が新鮮なうちに、感じたことを友達や家族に話してみるのもいいですね!

番外編・ヨガが登場する海外ドラマシリーズ

 
最後に、ヨガが前面には出ていないものの、登場人物がヨガをしたり、話したりしているシーンが少しだけ含まれる海外ドラマも紹介します。ややマニアックかもしれません。はたして、どの場面か見つけられるでしょうか?
(※ドラマ内にはセンシティブな場面もありますので、無理せずご鑑賞ください)

『デスパレートな妻たち』

アメリカで2004年から2012年にわたり、シーズン8まで放送された人気テレビドラマ。郊外の街に住む4人の主婦たちを中心に、コメディ・サスペンス調にストーリーが展開します。

セレブ妻のガブリエルが、熱心にヨガをする場面が印象的。アクティブでお茶目な姿がとてもキュートです!

『NCIS:LA ~極秘潜入捜査班』

ロサンゼルスを拠点に潜入捜査をする人々を描いたフィクション。先に放送されていたアメリカのテレビドラマ『NCIS 〜ネイビー犯罪捜査班』のスピンオフとして制作が開始されました。2009年から2021年までにシーズン12まで放送されています。

心身共に屈強に鍛え抜かれた登場人物たちが、ヨガを日常に取り入れているのが注目ポイント。ちょっとした会話やラストシーンで登場するので、お見逃しなく!

ヨガをいつもと違った視点で感じてみよう!

 
ヨガが多くの人に広まってきている現在、映画・ドラマなどさまざまな作品でヨガが取り上げられていますね。
「以前に観たことがある」という作品も、二度三度鑑賞するとまた新しい感情や気づきが生まれることもあります。ぜひ映画を通して、自分がどう感じるか、何に反応するのかを大事にしてみてください。
ヨガマット上の練習とは違う視点でヨガを見つめることで、自分が大切にしたいヨガとの向き合い方が見つかるかもしれません!