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こんにちは。ヨガ数秘学のマダムYUKOです。
ヨガ数秘学は、誕生日の数字からその人の性格や弱み、人生全体を読み解く古代から続く智慧。古くから数字には意味がある、と考えられていたのですね。
ヨガ数秘学がはじめてという人は、まず、誕生日チャートの作成を。チャートを作ると、そこに9つの数字が出てきます。その数字たちの性質が、あなた自身が持っている性質です。
数字を育てる。4を育てる
数字がわかったら、次のステップは、その数字の性質をどう使えばいいのかを知ること。今回のテーマは「4」。チャートに4がある人が、どんな風に4とつきあい、育てていけばいいのかをお話しますね。
4ってどんな数字?4は誰が持っている?
ヨガ数秘学で4はこんな数字。
秩序、理論、決まり、ルール、落ち着き、
公平さ、安定、まじめ、几帳面、
システム、枠組み、観察、瞑想、慈しみ
4を育てていくのは、こんな人。
- 4月生まれ
- 4日、13日、22日、31日生まれ
- チャートに4がある人(自動計算ツールでチャートを作ってみてね!)
4を育てる方法
その1:ニュートラルなマインド
ヨガ数秘学で4は「ニュートラルマインド」の数字。公平でひいきをしない、冷静なマインドを示します。これはいわば、ケンカを目撃しても、どちらの味方もせず、それぞれの言い分を聞くようなマインド。試合中、中立的な立場を守り続ける審判とも似ています。
ただし、4のバランスが崩れると公平なマインドを失い、どちらかに加勢したり、一方は正しく他方は間違っているという、恣意的な判断をしてしまいます。ここが4の最大の注意ポイント。
4を持っている人は、自分のどこかに「フェアで」「中立的な」ところがあると感じているはず。そういう資質を「意識的に」育てていくのが4の目標。これは、4を持つ人の成長へとダイレクトに続いています。
その2:ありのままを見る
人には好き嫌いがあり、得手不得手があります。自分の考えをもとに、身勝手な価値基準でものごとを見る… 実は、これが人というもの。過去の経験に色付けられたフィルターを通して世界を見てしまうのも、置かれた立場によって、意見や見解を変えるのも、よくあることです。
成熟した4は、目の前にある世界を、自分の見解や立場、好き嫌いに影響されず、ありのままに見ることができます。無意識にかけている「色眼鏡」によって、視界に入ってくるものを歪めることなく、世界を直接、観察するのです。
すると、ひいきしたり、善悪の判断をしたりすることが徐々になくなってきます。そして、どんな人も、どんな状況も、どんな出来事も、いい悪いと決めつけることなく、ただそれ「だけ」をあるがままに見る目線が生まれます。
その3:寛大さと慈しみ
冷静で落ち着いたニュートラルなマインドと、ありのままを観察する目線が育つと、そこに生まれてくるのが、受け入れる力です。自分も他人も、人生で起きる様々な状況も、じたばたせず、そのまま受け取る。静かだけれど強力な、受けいれるパワーが生まれてくるのです。
受けいれる力が最終的に向かう先は寛大さ。そして、生きとし生けるものに対する慈しみです。すべてを公平に、判断せずに、ありのままを観察することは、どんな存在も、分け隔てなく受け入れることへと続いています。
どんな人も、状況も、出来事も、いい悪いはなく、そういう状態である、という目の前の事実だけを見る。これは、何事も嫌ったり避けようとしたりせず、慈しみを持って受け入れる、寛大な精神を生み出します。4のもっとも成熟した形です。
4を持つ人の幸せを願って。
マダムYUKO