グルから受け取るのは、テクニックや知識以上のギフト

前回から改めて、ひとりのグルに師事することの醍醐味を綴っていますが、それは私のクラスが特別であることを伝えたいからではありません。

グルとの出会いは引き寄せなので、出会いの準備、つまり本当の自分を生きることに心が決まった人から、必要なグルとの出会いがやってきます。その関係を大切にすることで、目醒めへの道が加速していくということを伝えたいのです。

生徒同士の絆が深まり、互いを思いやるように

オンラインのRYT200を受講した県外の生徒たちが会いに来てくれました。

今、私のもとには、まさにお互いの引き寄せによって、目醒めることに心がひとつになった生徒さんが徐々に増えてきました。

そうした人たちとともに創造するクラスでは、生徒さん同士のつながり、絆が強くなります。そしてクラス以外での交流からもそれぞれの気づきを深めていくようになります。

安全な空間で、エゴと向き合い、手放していく

生徒に必要なことを届けるために、自分でも予想していなかった講座内容になることもあります。

今、現実世界では感染症の拡大のほか、頻発する自然災害、さらに戦争まで起こり、自分軸を確立していないと、あっという間に不安や悲しみ、怒りといったネガティブな感情に振り回されてしまいます。

ネガティブな状況に飲み込まれないためには、自分のなかからいかにエゴを手放すのか、そこが本当に重要になります。そのためには、エゴと向き合える安全な空間が不可欠です。

私のクラスでは、心身の浄化とともに、潜在意識に刻まれたあらゆるエゴと向き合い、手放すことを中心に行います。それは苦痛をともなうこともあります。思い出したくない、過去の辛い体験と向き合わざるを得ないこともあるでしょう。

そうしたときにも、大丈夫、と思える安全な空間があることはとても支えになります。

私自身、グルにコミットし、定期的にクラスを受講しているときは、その空間が安全であったからこそ、安心して自分と向き合うことができました。

エゴと向き合い、手放すのは一人ひとりの明確な意思と行動がなければできません。ですが、エゴが強い段階では、なかなかエゴときちんと向き合えないものです。その恐怖や緊張をやわらげ、サポートする空間(クラス)を創造するのがグル役割なのです。グルから始まる安心・安全なエネルギーがあってこそ、生徒さん同士の絆の深まり、さらにくつろげる空間へとクラスが進化・深化していくのだと感じています。

グルは自らの浄化を怠らない

私自身、食べることや観るものなど、全て自分自身が清めれる事を心がけています。

クラスでは現実から距離を置きます。そしてありのままの感情を表し、素の自分で存在しながら、意識の奥深くに刻まれてしまった毒を出していきます。そうした空間をつくるには、グル自身が、率先してあらゆる概念を外し続けていくことが求められます。だからこそ私も自らの浄化を怠りません。そして、生徒さんたちが安心して自分と向き合える空間づくりに徹しています。
現在開催されていRYT200東京7期のサポートに入る卒業生。心からの言葉を伝えてくれます。

そうした私の想いに呼応するかのように、生徒さん一人ひとりが、それぞれのプロセスを優しく見守るようになったことに、喜びを感じています。さらには、クラスのOG、OBたちが自分たちの体験をベースに、自主的に後輩たちをサポートする流れも生まれているのです。

コース終盤になり、いよいよ卒業目前のタイミングになると、焦りや不安が出てくるものです。自分は本当に変化をしたのだろうか。成長をしているのだろうか、と。そんな時、同じ道を進んできた先輩たちの言葉は、グルの言葉以上に大きな支えになるものです。

そうして先輩も後輩も一体となって気づきを深めながら、目醒めへと進んでく時間は、かけがえのない経験になるはずです。

気づきは、ふとした交流から生まれることも

RYT200の卒業生とはクラスルーム以外での交流も大切にしています。

クラスでは、講義以外にもみんなで一緒にパワースポット巡りをしたり、お茶会をしたり、ちょっとした交流をとれる時間もとても大切にしています。

自分と向き合うことに心が決まっていない人のなかには、こうした時間を無駄だと捉えてしまう人もいます。しかし、何気ない時間の、何気ない会話のなかにこそ、実は気づきが溢れているものです。

この深い真理を受け取ってくれている生徒さんたちは、着実に自分の感覚を復活させています。

RYT200やマルマヨガプログラムで感性がより磨かれた生徒は私のクラスで受ける瞑想で見えるイメージやオーラを描いてくれます。

ある生徒さんは、人のオーラが見えるようになり、それを美しいアートで表現する才能が開花しました。また別の生徒さんは音楽の才能に目醒めたり、超感覚が芽生えたり……。

こうした新たな自分の一面、本当の個性を豊かに発揮し、社会に役立て、自分で自分の道をひらいていく。これこそが、テクニックやスキルを身につけること以上に自分を満たす生きかただと思うのです。この喜び、感動をひとりでも多くの生徒さんと分かち合いたい。そんな想いでクラスと向き合っています。

自分とつながることは、無限の可能性につながること

対面のクラスの際に、オンラインだけでしか会っていなかった生徒に会えるのは何よりの喜びです。

自分につながると、本当の才能が開花します。そのオリジナルの才能を磨きながら、さらに自分とつながるほどに不思議と多くの人、社会、世界、地球とのつながりまで強く、深くなります。

そうしたつながりに目醒めると、人はブレなくなります。不安や恐怖、悲しみに飲み込まれなくなるのです。

どんな状況にいても、どんなことが起きようとも、可能性を見出せる広い視点を使えるようになるからです。

すべてとつながっていれば、問題を生み出す次元を超えたひらめきで、あらゆる局面を乗り越えられるようになります。

これはテクニックを習得する以上のギフトになるはずです。

目醒めを意図し、グルと呼べる存在と出会えたなら、その関係を信頼してください。何よりも、その出会いを引き寄せた自分を信頼し、安心してその道を進んでください。

その先に、今のあなたからは想像もできないほどの豊かさ、幸せ、平和と調和の日々が広がっています。

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