妊娠初期とは?
妊娠初期というのは、0週から13週までのこと。まだ妊娠していることにも気づいていないかたもいれば、特に症状がなければいつもと変わらない生活をしているかた、またはひどい悪阻に苦しむかたなど、人それぞれです。
個人差があるとはいえ、実はこの時期、赤ちゃんは必要な臓器・器官をほぼ完成させているという、非常に大切な時期なのです。
妊娠初期に運動が必要な理由
妊娠初期の運動がもたらす一番の効果としては、妊娠初期に起こる流産の予防です。妊娠中を初期、中期、後期と分けますが、妊娠初期における流産の確立は圧倒的に高いのです。
妊娠6、7週目に流産が起こりやすく、およそ妊婦さんの5人に1人という、かなり高確率で起こるそうです。その原因は胎児の染色体異常と、子宮の代謝不良によるものと言われています。
子宮の代謝不良は、運動不足が原因。よって、運動することがとても大切なのです。とはいえ、激しい運動は禁物。では、どんな運動が適しているのでしょうか。
妊娠初期中にできる運動
妊娠初期の段階では、悪阻の影響でそれほど体重が増えないかたも多いので、最低限、筋力を大きく落とさないくらいの軽めの運動くらいがちょうどいいです。例えば
- 妊娠前から継続的にやっていたスポーツ
- ゆったりとしたウォーキング
- ゆったりとしたマタニティヨガ
など。
妊娠初期は特に、今後の大きな体の変化について不安を感じ、精神的に不安定な時期でもあります。妊娠前から継続的にやっていたスポーツであっても、対戦をするようなスポーツはオススメしません。気持ちよく体を動かしてリラックスできることで、あなたの内側で成長する赤ちゃんを大切にしているということに繋がります。
運動の効果
- むくみ改善
- 安産になる
- ダイエット効果
- ストレス解消
マタニティヨガがオススメ
基本的に運動が苦手なかた、悪阻がひどくて動けないかたも多いなかで、マタニティヨガで呼吸法を行うだけでも、深いリラックスやストレス解消が期待できます。
また、マタニティ専用のクラスでは、マタニティの心と体について知識や理解のあるインストラクターによって安全に行われるため、精神的にも安らげ、安全に体を動かすことができます。
マタニティヨガに通ってできたお友達と、出産後もママ友として、悩み相談や情報交換をされているかたもたくさんいらっしゃいます。ご自身のために、大切な赤ちゃんのために、よりリラックスでき、より効果が期待できるマタニティヨガで、マタニティライフをハッピーに過ごしましょう!