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約85%は原因不明と言われている腰痛。レントゲンを撮ってみても痛みの原因がわからないし、接骨院やマッサージに行って少しスッキリしても翌日はまた同じ。何か月、何年と慢性的な痛みになっていませんか?年齢もを重ねてきたし、仕方ないのかな・・・・と諦めていませんか?
腰痛とはいえ、痛みの場所も痛み具合も人それぞれ。そして、どういう動きをしたときにどう痛むのかも人それぞれです。痛みを諦めず、「筋膜リリース」で原因を知り、改善していきましょう。
腰痛の原因の多くは「骨盤の後傾」!まずは、自分の体をチェック!
腰痛は原因不明といわれますが、内臓・脊椎疾患、婦人科系などの病気が隠れていることもあります。ですが、「筋膜リリース」で改善できれば、ある程度は安心できますよね。まずは、自分の骨盤が前傾しているのか後傾しているのかをチェックしてみましょう。
【方法】
1.壁を背にして、頭、背中、お尻つけて、踵をは壁から5cm程度離して立つ
2.腰と壁の間に手を入れる
【結果】
正常:手のひらが壁と腰の間に入る
前傾:握りこぶしが壁と腰の間に入る
後傾:手のひらが壁と腰の間に入らない(指先しか入らない)
みなさん、いかがでしたでしょうか?
コロナ禍で「骨盤の後傾」は増えている!?20代、30代も予備軍に!
今までは正常だった人も増えているのが「骨盤の後傾」タイプ。なぜ、増えたのでしょうか。コロナ禍で家で過ごす時間が増え、ソファーにもたれてテレビを見たり携帯を見たりする時間が増えましたよね。普通にもたれているだけのつもりでも、骨盤は後傾し、背中は丸くなっています。肩が内側に入り、どんどん猫背になっていきます。
仕事でもリモートワークやデスクワークが増え、運動不足も重なって、一日の中で骨盤が後傾したままの時間が増え、そのままの状態で固まっていくため、20代、30代の方も腰痛予備軍になっているのです。
女性に多い「骨盤の前傾」タイプ
ヒールの高い靴を好む女性は、前のめりの姿勢になりやすいので無意識に体を反らせてしまい、反り腰になりやすい。妊娠中のときも、育児で抱っこが多いときも同様です。太腿の前の筋肉が張りやすく、顎が前に出てしまったり、ポッコリお腹の原因にもなります。
さらに、反り腰になると、お尻が出て、お腹の力だけではなくお尻の筋肉も弱まり、垂れる影響も。女性が避けたい「ポッコリお腹」「出っ尻」「垂れ尻」の原因になってきます。
「骨盤の前傾・後傾」で起こる腰痛の症状は?
骨盤が前傾・後傾では、腰痛の症状も異なってきます。慢性腰痛の方、ぎっくり腰になったことがある方は多いのではないでしょうか。
【骨盤の前傾】
・慢性腰痛
・脊柱管狭窄症
・脊椎分離症
・脊椎すべり症
【骨盤の後傾】
・ぎっくり腰
・椎間板ヘルニア
・筋筋膜性腰痛
日常生活の中で、姿勢に気をつけたり、長時間同じ姿勢を取らないなど気をつけながら「筋膜リリース」で改善していきましょう。ただ、しびれが続いたり、痛みが悪化する場合は、病院で受診が必要です。
「筋膜リリース」の腰痛の改善方法
鍼灸師でもあり、ヨガ講師としても15年以上のMiwa先生が考案した「筋膜リリースヨガ」。専用器具を使用せず、無理なく誰でもでき、効果が期待できます。動画を見ながら、一緒にリリースしてみてください。
骨盤の後傾で太腿の後ろが硬い人はこちら
骨盤の前傾でお尻が気になる人はこちら
Miwa先生は、ヨガ講師として数年年活動したいたときに、ヨガだけでは、目の前の生徒さん一人ひとりが抱え込む痛みに対応できないと思い、東洋医学と西洋医学をしっかり学んで、ヨガに役立てたいと思って鍼灸を学んだそうです。そこで、筋膜とヨガの相性がいいことに気づき、「筋膜リリースヨガ」を考案されました。
筋膜リリースヨガ指導者養成講座は、ツボも伝授してもらえる!体の様々なトラブルに対応できるプログラムとなっています。