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2014年9月。東京で初めてインド人ヨガ講師、クリシュナ・グルジによる「ヨガの基礎を学べるハタヨガ講座」が開催されました。
これが、ヨガジェネレーションとクリシュナ・グルジとの始まりです。
こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。
以前より、お知らせをしておりました、クリシュナ・グルジ休業がいよいよ間近に迫ってまいりました。グルジのヨガジェネレーションでの最後のワークショップ開催は2022年10月。現在最後の準備を進めています。
今回は、明日公開となる、グルジの最後のワークショップを事前に少し、チラ見せしようと思います!(リンク先は、明日にならないと飛べないのでご注意ください!)
共通テーマはセルフプラクティス。グルジのいない時間もヨガを
今回は土日の2日間でワークショップを開催します。この2つのワークショップのテーマは、「セルフプラクティス」。
この8年間でグルジが皆さんに伝えてきたヨガの深さは計り知れません。
グルジがお休みの期間中も、皆さんにグルジのヨガを忘れずに練習してほしいという願いを込めて企画をしました。どうかこれまでグルジが広めてきたヨガの真髄をもう一度、このワークショップで思い出し、グルジのお休み期間中も、日々ヨギとしての生活を送ってほしいと思います。
心のセルフプラクティス。グルジのヨガ哲学
8年前。ヨガ哲学は今ほどメジャーなものではありませんでした。しかし、私が最後にスタジオで集客したときのヨガ哲学コースは、スタジオいっぱい。40名近くの皆さまがグルジの周りでお話を聞いていました。オンラインで開催したときは、60名近くで2コース開催した年もありました。
ヨガがアーサナだけではない、本当のヨガの意味をヨガ業界に広く、広めてくれたのはグルジの協力があってこそです。
毎回、どの講義も奥深く、今の自分に必要な言葉が散りばめられていました。
そんなグルジのヨガ哲学最後の講義としてテーマを掲げるのは「3つのグナ」について。ヨガ哲学書として有名なバガヴァッドギーターでは、この世界の全ては3つのグナ(性質)が原理となって作られたと説かれています。
この3つのグナとは、サットバ(純質)・ラジャス(激質)、タマス(鈍質)のこと。
今回は、この3つのグナを理解し、食べる物、着るもの、選ぶ言葉や、生活空間で何を選択るのか、これを勉強します。
この考え方を知り、日々の生活に活かすことで、自分の本質と出逢いやすくなると云われています。マットの外でのヨガのプラクティス。それが、この講座の目的です。
講座の詳細
日程:10月1日(土)
時間:13:00~17:00
開催形式:オンライン&スタジオ(定員:17名)
https://shop.yoga-gene.com/program/50048/
グルジのハタヨガセルフプラクティス。アーサナ・プラナヤマ・瞑想
そして、翌日のワークショップは、グルジといえばハタヨガ。ヨガジェネレーションでのスタート講座も「ヨガの基礎を学べるハタヨガ講座」ということで、お休み前の最後の講座もハタヨガで締めくくって頂きます。
現在では「ハタヨガ」というクラスはヨガスタジオでも多く見られます。しかし、ハタヨガ本来の意味を理解し、実践している方は多くはありません。
グルジは、講座を通して、エクササイズを超えたヨガの存在をずっと教え続けてきてくれました。そのポイントこそが
ヨガはエネルギーの運動ですよ
というこの一言。ただ運動をするだけじゃない。体を動かし、呼吸法をし、瞑想をすることで、エネルギーのバランスをとっていくこと。それが出来るのがグルジのヨガです。
今回は、アーサナ・プラナヤマ・瞑想。この3つのセルフプラクティスの方法をグルジに教えて頂きます。ぜひ、最後にグルジのヨガの基本を教えて貰ってくださいね。
講座の詳細
日程:10月1日(土)
時間:13:00~17:00
開催形式:スタジオのみ(定員:17名)
https://shop.yoga-gene.com/program/50223/
体はいつも太陽礼拝。心はいつもシャバーサナ
グルジはいつもこんな風に、話していました。
体は疲れるものだから、ちゃんと使うこと。心はいつも静かに安定しているもの。なのに、現代人は逆になっていることが多い。体は運動不足。心はいつもあっち行ったり、こっち行ったりと騒がしくなっている。
その通りですよね。
体はいつも太陽礼拝。心はいつもシャバーサナ
これも、グルジが講座でよく話していたことです。これが理想。グルジのセルフプラクティス2講座は、この理想の生活をしていくためのセルフプラクティスです。ぜひ皆さんのヨガライフに役立てて頂ければと思います。
グルジが帰ってきたときに、笑顔で迎えられますように
インド人のヨガ講師から、インドの伝統的なヨガを学べる、ということでグルジの講座はヨガジェネレーションでも大人気の講座でした。
グルジの熱心な講義にはファンが多く、いつも楽しそうな皆さんの顔を見ることができ、私もいつも受付台で仕事をしているのが楽しかったです。
時には、厳しいこともちゃんと言ってくれたグルジ。それは皆さんへの愛だったと思います。きちんとヨガの練習しているかも一目で見抜いていたし、質問にはいつも真剣に応えてくれていました。
生まれた場所も、これまで育ってきた環境も、宗教や文化、言語も違うこの国で、グルジは私たちにたくさんのことを伝える努力をしてくださってきました。いつもグルジの声はスタジオの外にまで響いてきていて、私はその声を聞きながら仕事をしているのが常でした。
まぁ、「歯が出てる」とか「ヴァータは言ったことすぐ忘れる」とか「同じこと3回聞いたら電球がつくね」とか。
これまで、散々なことも言われてきましたが(笑)
それでも、グルジとの楽しい思い出の方が圧倒的に多く、当たり前に、次の講座をスケジュールするのが、いつもの仕事だったので、
「あっそっか。次はないんだった」
と考えるととても寂しく思います。
でも、またグルジが帰ってくるときに笑顔でお迎えできるよう、いつからでもまた、次回の講座が始められるよう準備しておきたいと思います。
それでは、皆さん明日の10:00。クリシュナ・グルジ最後のワークショップがお申込み開始です!