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ヨガジェネレーション企画部の琴美です。
ヨガジェネレーションにて、チェアヨガ・シニアヨガの養成講座を担当している山田いずみ先生。
ヨガのインストラクターになろうと決めたとき、大好きなお祖母様のことを思い描き、最初からシニア層にヨガを伝えたいと思っていたそうです。
今は、椅子に座ったままでできて、誰にでもヨガの恩恵が受け取ってもらえる、独自のチェアヨガメソッドを広める活動を中心にされています。
いずみ先生がどんな想いでチェアヨガを伝えているか、いずみ先生が思い描くチェアヨガの未来について、お話を伺いました。
老いること、死にゆくことは、自然の摂理。受け入れることで、心安らかな余生を。
親戚や身近な人、飼っていた猫が死へ旅立つ時、悲しみを覚えたり、自分自身の最期を想像してみたとき、恐怖を覚えたり。「死」に対して、ポジティブな感情を抱くことはあまり無いかもしれません。
しかし、いずみ先生は言います。
誰にでも平等におとずれる「死」ですが、
ただ、人生の先輩に”死”を受け入れましょうとは、言えないですよね。そこで、チェアヨガを通じて、自律神経を整えたり、自分自身を見つめる時間を持ってもらうことで、穏やかな心で過ごす幸せを自然に伝えたい。
といずみ先生は言います。
自律神経と心を整え、意欲を高めるチェアヨガの効果
高齢者のリスクの1つに「意欲の低下」が挙げられます。意欲の低下は脳機能の衰えやホルモンの減少など、老化が原因となっていることもあります。
同時に、意欲の低下には、身体を動かすことや、脳機能を使うことの億劫さを招き、持っている機能がどんどん維持できなくなり、負のスパイラルとなるリスクもあります。
チェアヨガは、椅子に座ってできるので、身体の動きに制限がある方でもできます。また、マットや特別なウェアを着なくても、手軽におこなえるヨガとして大人気。
山田いずみ先生が伝えているチェアヨガは、自律神経を整える効果や、意欲を高める声掛け、毎日の習慣化にできる15分のチェアヨガなどがメソッド化されたものです。
養成講座を受けて、チェアヨガを実際に伝えている方からは、
チェアヨガを続けて、自分の身体に関心を持てなかった人が、どんどん健康になっていってます
奥さまがふさぎ込んでいたが、チェアヨガでとても明るくなった、と嬉しそうに旦那さんがお話してくれた
正座ができなかったのに、出来るようになった。今度マットのヨガもしたい、とおっしゃっています
などと、チェアヨガの効果をたくさん実感して頂いてる嬉しい報告を受けています。
国や自治体などに、積極的にヨガを取り入れてもらえるように普及したい。
老いや衰えを受け入れることが、自分も自然の一部なんだと感じられる。
いずみ先生の曾祖母様(ひいおばあさま)のエピソードを聞いて、とても驚きました。
人生のどこかのタイミングでヨガに触れられて、今日は痛みが無いな、よく眠れる、って思ってもらうだけでも幸せ。
使命感というか、これだったらみんなの役に立てる、っていうのが、今の原動力になっています
いずみ先生は、このように締めくくって下さいました。
先日、チェアヨガを地元で実施している卒業生の方にインタビューをしました。まさに、いずみ先生が理想とする活動を地道にされていて、いろんな場所で同じように活躍されるチェアヨガインストラクターの方が増えたら、いずみ先生が掲げる未来はそう遠くないと感じました。
皆さんも、山田いずみ先生からチェアヨガを学び広める活動を一緒にしませんか?
山田いずみ先生の講座情報!