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動きがないヨガとも言われるリストラティブヨガ。
皆さんは、リストラティブヨガを実践されたことはありますか?
この記事では、「リストラティブヨガの適した時間」についてお伝えしていきます。
癒しのヨガ「リストラティブヨガ」とは?
リストラティブヨガは、アメリカの理学療法士であるジュディス・ラサター師によって考案されたヨガ。ジュディス・ラサター師はアイアンガー師の下でヨガを学び、1971年からヨガ指導を開始しました。近代知られているリストラティブヨガは、アイアンガー師の影響を大きく受けたものです。
リストラティブヨガは、深い腹式呼吸と共にポーズを長く維持するのが特徴。
身体を支えるプロップスを使用し、ゆったりしたポーズをとることにより、身体や心、全てがリラックス状態に促されます。身体がサポートされればされるほど、安心感が生まれ、緊張やストレス、不安感が和らいでいくヨガです。
自律神経を整えるにはリストラティブヨガが有効
ストレス社会の「休むツール」として注目をされつつある、リストラティブヨガ。
毎日の生活習慣のより手助けになるのは、リストラティブヨガが持つ自律神経を整える作用です。
「癒しと回復のヨガ」と言われている「リストラティブヨガ」は、身体が支えられた状態で行うので、年齢や体型に関係なく誰でも練習できるヨガであるとも言えます。心身の治癒を促す回復力に対応する副交感神経が優位になる状態へと導くことが出来るので、疲労が溜まっている時や病気、怪我を抱えている時、また慌ただしく過密な生活の時など、リストラティブヨガを行う事で、自律神経のバランスが整い、自然治癒力、自己治癒力が高まっていきます。
リストラティブヨガ、適した時間はあるのか?
自律神経を整えるのに有効なリストラティブヨガですが、果たして、適した時間はあるのでしょうか?
今回は、ヨガジェネレーションでリストラティブヨガを担当している、川原朋子先生に話を伺いました。
その基本知識として、大きく分けると、
午前中は交感神経の時間帯、
午後は副交感神経の時間帯。
交感神経はお昼の12時、副交感神経は夜中の0時に活動のピークを迎えます。
朝のリストラティブは
交感神経優位の時間帯。
よほど疲れていない限り、基本的には寝落ちしにくく、微睡の中に留まっていられる瞑想的な練習になる可能性が大きいです。1日の始まりにその時間を持つことで、一日を通してその恩恵を受けられるメリットがあります。
昼のリストラティブは
交感神経と副交感神経がちょうど主役を交代した時間帯。
午前中の活動で足りなくなったエネルギーを充電することで、残り半日を電池切れせずに過ごせるようになったり、コーヒーナップ的な効果も期待できます。
※コーヒーナップ:午後の眠気からくる仕事のパフォーマンスの低下を改善するために、午後の早い時間に15~20分程度の仮眠をすること
夜のリストラティブは
副交感神経が優位の時間帯。
一日働いた体や心を深く休めて、その日一日をリセットすることで、脳疲労の解消や、安眠にも繋がります。
どの時間帯であっても、1ポーズ20分で充分(副交感神経がフル稼働するのに最低15分かかるので)と言われています。
朝、昼、夜の特徴的な効果が、他の時間帯では得られないということではないので、どの時間帯であってもたくさんのメリットがあるということです。
リストラティブヨガは、この時間帯に行うと良い!というものではなく、どの時間帯に行っても、それぞれの効果が得られるという事ですね。
ご自身の状態に合わせて、1日の中のどこかで、リストラティブヨガを取り入れるのも良いですよね。ぜひ、朝・昼・夜どこかの時間帯で、ご自身の状態に合わせてリストラティブヨガを実践してみて下さいね。
ヨガジェネレーションで受けられるリストラティブヨガの講座
ヨガジェネレーションでは、様々な時間帯でのリストラティブヨガがご受講頂けます。ぜひ、ご自分のご都合や体調に合わせてご受講してみて下さい。
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■ティアン・アラン先生
■川原朋子先生