猛暑日が東京都心で過去最も多い21回を記録するなど、全国的に記録的な暑さとなった今年の夏。まだまだ残暑が厳しく、今年は特に残暑が長引くという予想だそうです。特に8月後半から9月にかけて食欲不振や疲労感・だるさなど、夏の疲れが体調不良につながりやすくなっていきます。
今回は、そんな暑い夏に耐えている心と体を癒すためのヨガをご紹介していきます。
夏の疲れに要注意!
夏は暑い屋外と冷房の効いた室内とを行き来し、寒暖の差が激しくなります。9月に入ると朝夕は涼しく日中は暑いという日も増えてきます。寒暖の差が大きいと自律神経の乱れを引き起こし、体調を崩しやすくなります。また暑い時期は食欲が低下し、冷たい食べ物が欲しくなりますよね。冷たいものばかりを摂り過ぎると内臓が冷えて消化機能が落ち、食欲を低下させてさらに冷たいものが食べたくなる悪循環に陥ってしまいます。
そして、暑さによる寝苦しさは睡眠の質を落とし、疲れを抜けにくくさせてしまいます。このような夏の疲れが、8月後半から9月にかけて食欲不振や疲労感・だるさなどの体調不良などの『夏バテ』につながっていきます。
自律神経に関係する3つの夏バテ原因
夏バテの大きな原因は、「暑さ」「寒暖差」「紫外線」の3つ。いずれも自律神経に大きな負担をかける要因になります。自律神経が疲れると、睡眠の質が下がって「睡眠負債」も増えると言われます。その為、日中に強い眠気を感じたり、集中力が低下したりもしてしまいます。厳しい残暑が続けば、自律神経がなかなか回復せず、夏特有の「自律神経失調症」=夏バテになってしまいます。
自律神経は体温調節をはじめ、身体の生命活動に欠かせません。「たかが夏バテ」と甘く見ていると、自律神経の疲労によって体調がガクンと崩れてしまう危険性があります。
隠れ夏バテをチェックしよう
「毎日暑くてなんとなく疲れている気がするけど、夏バテというほどではない」と思っていても、実は自覚している以上に疲労が蓄積している「隠れ夏バテ」の可能性があります。次の項目の中で自分に当てはまるものにチェックをしてみて下さい。隠れ夏バテ度がわかります。
- 目覚めて4時間ほどすると眠気が…
- 電車の中ですぐ寝落ちしてしまう
- 何をしていても集中できない
- 夜中に何度も目が覚める
- 寝汗をよくかく
ここで挙げた項目は全て「自律神経」に関係しています。隠れ夏バテには、自律神経の疲れが大きく関与しています。
自律神経を整え、良質な睡眠を得るリストラティブヨガ
皆さんは『リストラティブヨガ』はご存知でしょうか?心と体をゆっくり休め、自律神経を整える、深いリラクセーションを与えてくれる癒しのヨガと言われています。治癒的なリストラティブヨガのプラクティスは、深いリラックス状態に導いてくます。睡眠の妨げとなる要因を軽減させるのに役立ちます。副交感神経が働き、筋肉が緩み、心拍数が下がり、マインドが静まり、全身が穏やかに落ち着きます。副交感神経がもたらす深いリラックス状態は、身体が自然に眠りに落ちる能力を最大限に高めてくれるのです。
夏の疲れを癒し、自律神経を整えるのにピッタリなリストラティブヨガが9月にオンラインで寝る前に開催されます。自宅でゆっくりと安心した状態で受講でき、そのまま睡眠に入って頂ける講座です。ぜひ気になる方はチェックしてみて下さいね。