AI時代にヨガクラスに何を求めるのか

AI時代のヨガ指導。ヨガクラスに生徒が求めるもの

2020年の幕開けと共に、生活が一変した、コロナパンデミック。

コロナによっての変化はたくさんありましたが、その中でも大きかったのはアシュタンガヨガを始めたこと。いつの間にか3年の月日が流れ、驚きを隠せない(笑)コロナによって、夜型だった生活が一変。朝早くからの仕事が多くなり、それに合わせて「どうせ早起きをするならば」と皆と一緒にプラクティスをするようになりました。

こんにちは、ヨガジェネレーションのべーです。

きっとハマるに違いないと思っていたものの、ここまで心を奪われるとは、思いもしなかった(笑)のが正直なところ。しかし今や、毎日の生活に欠かせないものとなりました。

今や社会はAI時代。これからの時代に何を学ぶか

スマホの上にロボットが乗っている
社会はAI時代に

情報化社会と呼ばれる現代社会。今、何を学ぶのかというところに迷いを持つ人が多くなっていると思います。正解のある問いであれば、ある程度ググる(Google検索する)ことで答えをくれますし、YouTubeを開いて検索ボックスに必要な言葉を入れれば、誰かがわかりやすく説明してくれています。

ChatGTPを使いこなしている人ならば、生成AIは素晴らしい答えをすぐにくれますよね。

だからこそ、私も日々悩みます。こんな文章はいずれAIが書いてくれるようになるのではないか、と。

ChatGTPはヨガクラスも作ってくれる時代

チャットGTPの画面
ChatGTPはヨガクラスのシークエンスも作ってくれる

これには、ヨガの先生たちも同じ想いを抱いているのではないでしょうか。AI時代、ChatGTPは、ヨガのシークエンスさえも作り出してくれます。

先日、ChatGTPに、「30分のヨガシークエンスを作ってください」とお願いをしてみました。すると

「1. 始めに(5分):
– 座位で深呼吸を行い、心を落ち着かせます。
2. 太陽礼拝(5分):
– 山のポーズから始め、手を上げて太陽礼拝の流れに入ります。
3. 基本ポーズ(10分):
– ウォリアー(戦士)ポーズ、ツリーポーズなど、基本のポーズを行います。
4. バランスポーズ(5分):
– イーグルポーズやハーフムーンポーズなどのバランスを重視したポーズに移ります。
5. 座位ポーズ(5分):
– パッシュモッタナーサナ(座位の前屈)などの座位ポーズで体をストレッチします。
6. クールダウンと終了(5分):
– ハーフピジャマーサナ(子供のポーズ)やシャバーサナ(死者のポーズ)でリラックスし、セッションを終了します。

このシーケンスは、基本的なポーズを含み、バランスとストレッチを意識しています。各ポーズで呼吸に集中し、自分のペースで行ってください。」

ここまで教えてくれます。これに加えて、例えば、「もっとここに効かせたい」とリクエストするとちゃんとそれに応えてくれるのです。

何を体験するのか。何を感じたのかを人は忘れない

先日、ヨガ×セルフコンパッション(精神科医:松島幸恵先生の講座)でこんな言葉を紹介していました。これこそがきっとこの今の時代に欠かせないものになるのではないかと思いました。

People will forget what you said, people will forget what you did, but people will never forget how you made them feel.

Maya Angelou(マヤ・アンジェロウ)

人々はあなたが言ったことを忘れ、あなたがしたことも忘れるだろう、でも、あなたがどんな気持ちにさせたかは決して忘れない。

心というものを取り上げた、この講座では時折、こういった心を掴まれるワードが出てくるので私はその度に考えさせられます。

そして、この言葉を聞いたときにふと浮かんだのは、毎朝しているプラクティスのこと。

ヨーコ・フジワラとの体験が忘れられないから人が集まる

ヨーコ・フジワラ来日ワークショップ2023の様子
ヨーコ・フジワラ来日ワークショップ2023の様子

他の講座で聞いた話を、他の講座に結びつけるなんて…と怒られそうですが、きっと私の担当の先生は優しいから許してくれるはず。

私が唯一、入社以来ずっと担当し続けている先生がいます。言わずもがな散々記事を書いてるので、ご存知の方も多いかもしれません。「ヨーコ・フジワラ」。今年で7年目に突入しました。

早朝に行われる、マイソールクラスを始めて11月で3年が経とうとしています。当初15名程度で始めたクラスは、40名近くが集まるクラスに。土曜にレッドクラスが加わり、年間動員数は殿堂入り。本日までの延べ人数は3,000人を超えました。

私が3年間アシュタンガヨガの練習をヨーコ・フジワラと共に続けてきて思うこと。それは、何を言われたかを全て覚えていないし、ヨーコ先生にアジャストされたのなんて数えるほど。ただ、一緒に練習していたときに感じる感覚は体にも心にも残り続けています。

できないときの悔しさ、迷い。そしてできるようになったときの楽しさや喜び。

そんなものに振り回されているようではヨガじゃない、という声が聞こえてくるかもしれません。それを理解した上で書いているので、これは、私の意見として聞いてほしいと思います。

ヨガクラスは何をするか、ではなくどんな体験ができるのかの時代に

サンガワイRYT200を始めた頃のMIKIZO、ヨーコ、RYUさん
ハワイでRYT200を始めた頃。中央ヨーコ・フジワラ、左隣MIKIZO

一緒にした体験は、きっと忘れない。だからこそ、誰を先生に選ぶのかが問われる時代です。アシュタンガヨガは毎日同じシークエンスを行います。

つまり、ChatGTPがどんなに発達したとて、関係ない。

でも、だからと言って誰がやっても同じかというとそんなことはありません。確実にどこに行っても受けられない、唯一無二のクラス。それがヨーコ・フジワラのアシュタンガヨガ。

ヨーコは、俺が出会ってから唯一、今も昔も人へのスタンスが変わらない。中には人気が出たら変わってしまう人もいるんだけど。だから気持ちがいいな

弊社の代表が、こんな話をしていたことがあります。

相手の気持ちを汲み取り、どれだけ、それに寄り添えるのか。誤解をしないようにお話しておくと、決してヨーコ先生の指導はベタベタしてるわけでもなければ、優しいわけでもない(笑)

でも、人に寄り添う気持ちと思いやりをいつも感じる。だから、私はアシュタンガヨガに今ほどハマったのだと思うのです。これが他の先生だったら違ったかもしれません。

日々のプラクティスの体験は、あなたのヨガ指導の糧になる

ヨーコ・フジワラ来日2023
ヨーコ先生との1年に一度の練習は得るものばかり。

私のプラクティスの体験は、きっとヨーコ・フジワラをアウトプットする上で、役立っているはずだと思っています。その感動体験は、きっと仕事に現れているはずだから。

私が伝えられる術で一番多いのが文章を書くこと。

講座ページやブログ、レポートなどで、文字でヨーコ・フジワラを綴ること。それが誰かとヨーコ・フジワラの出会いのきっかけになっていれば、それはとても幸せなことです。これはヨガの先生たちも同じですよね。

自分がした体験を次、他の誰かの幸せへと繋げていく。

ちなみに、もうすぐ、新たなプロジェクトをヨーコ・フジワラと共に立ち上げようとしています。新たな試み。12月初旬にはお届けできるはず。その前に、この先生に会ってみたいと思ったら、ぜひ、ヨーコ・フジワラのアシュタンガヨガへ。

レッドクラスは初心者も大歓迎。ここから一緒に始めてみてほしいと思います。

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