こんにちは、ヨガ数秘学のマダムYUKOです。
人のために?
最近、SNS界隈で気になる言葉があるんですよね。
人のために。
なんですけど。
人のため、という表現自体はいいんです。ただ、引っかかるのはそのニュアンス。
自分のために何かをするのは、自分のことしか考えてないってことで自分勝手なの。そういう態度でいると、仕事も人間関係もうまく行かないわよっ。
こんな感じがするんです。
確かに、そんな気がしないわけでもない。自分、自分と、自分ばっかりでは大人らしくない。でも、同時にこんなことも思うんです。「自分のため」ってそんなにダメ?
ヨガと自分
そんなことないですよね?
「自分のため」はダメではない。ヨガをしている人ならわかると思います。人を思いやったり、助けたりするために、まず、自分の心と体を整えましょう、というのがヨガの教えだから。
ヨガをするには時間もお金もエネルギーも必要。でも、ヨガって心身の状態を整える効果は抜群ですよね。世のヨギたちが、忙しい中「自分のために」ヨガをするのはそれが「人のため」とつながっていると知っているから。
自分を思いやるから、人を思いやれる。
自分のために動けるから、人のために動ける。
自分が元気だから、人を元気にできる。
ね?
仕事を早めに切り上げたり、子どもをあずけたりしてヨガをするのは身勝手じゃない。自分のためだけど、人のためでもあるんです。
感謝ワーク
感謝ワーク、流行っていますよね。感謝する、という尊いワークですが、こちらも疑問を感じなくもない。ハタから見てると「誰かに」「他者に」感謝、という印象があるからです。 いいんですけどね、感謝すべき人は誰にでもたくさんいますから。
ただ。ここでも。
まず、自分に感謝しようよっ。
とマダムYUKOは思うんですよね。
だってね… 自分が生きていられるのは自分のおかげ、じゃないですか?世の中って楽な場所ではない。不運に見舞われたり、マウントとられたり、むくわれなかったりと、ぶれない自分でいるって本当に大変。
そんな中、めげたり、立ち直ったり、また落っこちたりしながら、何とか自分をキープしてるってすごいことだと思うんです。だから、まずは、そういう自分に感謝しないといけない。他の誰かじゃなくて、ね。
自分のために
誕生日から、自分らしさや自分の強み、人生の流れを読み解くヨガ数秘学。占いの一種ですが、マダムYUKOは、数秘学は、自分と向き合い、自分を見つめるセラピーだと思っています。
まず、自分を見る。
ヨガ数秘学の源はここにあります。
ヨガ数秘学で最初に学ぶのは、誕生日から導き出した九つの「自分の数字」を知ること。数字を通して、自分の個性や課題、人生の流れを知ること。時には過去を振り返りながら自分と向き合い、自分を「深掘り」していくのです。
数秘学では、自分のこと「だけ」を考えても、自分勝手!なんて言われません。むしろ「すごく勉強してるね!」と言われます。自分に興味を持つことが数秘の学びの基本であり、学ぶ人の義務なのですね。
ヨガ数秘学も広く知られるようになり、数秘学を仕事にしたい!数秘学で人を助けたい!という人も増えました。でも、その前にまず「自分のために」使ってほしいと思うのですね。焦らず、じっくりと、自分のことだけ考えて。
数秘学で自分が整うと、そこから生まれるエネルギーが必ず、他者へと広がり、数秘の教えも、自然に「人のために」使うようになります。だから、まずは自分。これでいいんです。
またお会いしましょうね。
マダムYUKOより。