「自分のことだけを考えていると幸せにはなれない。」
打ち合わせで先生がおっしゃった言葉。
そんな言葉にハッとさせられました。
今回は、そんな気づきの言葉を沢山持っている片岡まり子先生のキッズヨガ、そしてその先に何があるのか。について記事を書こうと思います。
こんにちは、ヨガジェネレーションのまあこです。
先日のインスタライブでも同じようなテーマで色々とお話を聞けたので、リンクを貼っておきます。
「テーマ:キッズヨガを通して伝えている事」 【インスタライブより】
「キッズヨガ」のその先に何があるのか。その軸となるエッセンスは何か。
良かったら、ご自身の正解も探してみてくださいね。
キッズヨガとは何か?ヨガとは何か?
「キッズヨガを通して子どもに何を伝えたいですか?」そんなテーマでのインスタライブ。先生はこう語りました。
「とりあえずやってみる。社会や親から失敗を許されないプレッシャーがある時代になっているけれど、失敗してもいい。とにかくやってみる。そして、やりたくないことは無理にやらなくていい。好きなことをしていいんです。」
自身でも17年もの間、キッズヨガを続けている先生は、子どもたちが自分らしくいられることを大切にされています。また、一般的にイメージされる「ポーズの正確さ」は、キッズヨガにおいて重要視されていません。
そこでこんな質問が寄せられました。
「キッズヨガと普通のヨガは何が違うの?」
もし、ヨガをマットの上でのポーズ、そして心身の快適さを得るためのものと定義付けしている場合、「やりたくないことはやらなくていい。」「好きなことをしていい。」そんな子ども達を前に何をしていいのか分からなくなるかもしれません。
「楽しむこと」が子どものヨガの基本
子どもたちは楽しくなければヨガに付き合ってくれません。そのため、キッズヨガではポーズよりも「楽しむこと」や「心の成長」、そして私たちが子どもたちと同じ目線であることが求められます。
あなたにとって、ヨガの定義はありますか?そして、そのヨガの定義を軸に、何を子どもたちに伝えたいですか?
ヨガ経験者であれば、自分なりの「ヨガの定義」が既にあるかもしれません。しかし、保育士さんや教育関係者やヨガインストラクターと、それぞれ違う立場の方が「キッズヨガ」を行う場合、それぞれの伝えたいエッセンスは、若干異なってくるかも知れません。でも、それがきっとその人の「味・個性」として表れてきます。
キッズヨガでは楽しむことを前提に、自由な発想が求められます。それは一方で難しくもありますが、ブレない軸として、ご自身のヨガの定義や伝えたいエッセンスを明確にする機会にもなり得ます。
「どうにもならないこと」を受け入れる
インスタライブでもおっしゃっていましたが、自然の壮大さ、脅威に身を置くと「どうにもならないこと」を受け入れられるようになります。
そして、また「子ども」もどうにもならないことの一つ。
人間は、便利さや快適さを求めて進化をしてきたが故に、「どうにもならないことをどうにかしたい」と思い、ストレスを抱えてしまいます。
ですが、子どもたちも「自然」と同じように、どうにもならないことを教えてくれます。そして、それが「私達が自分を顧みること」に繋がってきます。
「先生という立場にとらわれて、子どもたちより自分が偉い、上の立場だと思っていないか…」
「『〇〇をやってくれない』という言葉の裏には、子どもに何かをさせたいという自分の欲が隠れていないか…」
子どもの前に立つとそんな自分を顧みることが出来ます。そして、自分も目の前の子どもたちと同じように、一人の人間だと気づかされる。子どもと関わることは、そんな自分自身を顧みるストーリーがあるといつも感じてしまいます。
幸せは「繋がり」の中にある
「自分のことだけを考えているから幸せになれない」
その言葉には、自分の枠を超えた生き方のヒントが隠されていると感じます。 他者を思いやり、自然を尊重し、時には失敗を楽しむ。そのすべてが、幸せに気づく道しるべとなるのではないでしょうか。
キッズヨガのその先にあるものは、人によって異なるかもしれません。
ある人は「とりあえずやってみること」、ある人は「どうにもならないことを受け入れること」、ある人は「自分を顧みること」かもしれません。 子どもという鏡を前に、何を観るのかは自由。そしてどんな想いを持ってヨガをするのかも自由。
だから、キッズヨガは面白いのです。
これからの日本の未来を支えてくれる子どもたちのために、「キッズヨガ」を通してあなたの大切なものを伝えていきませんか?
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