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2025年になりましたね。
みなさまはどんな年越しをされたでしょうか?私は、地元で友達の子どもたち、そして甥っ子姪っ子との時間を沢山過ごしてきました。子どもといると、自分らしい自分で居られるので、すごく楽しいのですが、そんな私は精神年齢が低いのかもしれません(笑)
こんにちは ヨガジェネレーションのまあこです。
今回は、去年の年末にキッズヨガ講師である片岡まり子先生の「キッズヨガ」の見学に行かせてもらったので、そのレポートをしてみたいと思います!
17年もの間、キッズヨガをしているだけあって、その時間は圧巻でした。
「ナマステ〜」ヨガの挨拶から始まるコミュニケーションたっぷりのキッズヨガ。
息子さんが通っていた保育園でキッズヨガをしているという先生は、月に一度のペースで年長さんたちと一緒にヨガをされています。
年が変わる毎に生徒も入れ替わり、「今年はどんな子たちかな」そんな楽しみもあるそう…。見学に行った時は、年の瀬12月ということもあり、子ども達との関係性がしっかりと見えました。
挨拶から始まるキッズヨガですが、早速受け身ではない子ども達の姿勢も…。
頭の上で合掌した両手を胸の前に下ろし、
「ここからどうすんの?」
先生のそんな声掛けに、「ナマステ〜」と子どもたちの声が響き、クラスが始まりました。
まずは今回のテーマに沿った会話のキャッチボールから。
「ちがーう!!!」子どもからのツッコミあり!強弱のある時間には集中力がある。
今回のテーマは「クリスマス🎄」
「クリスマスと言えば…?」について、みんなに発表をしてもらいます。
子ども達から色々なクリスマスを引き出す度に、わざと間違えた理解を示す先生。そして、巻き起こるみんなの「ちがーう!!!」という声。その度に子ども達に教えてもらう先生。
その掛け合いが面白く、見学しながらついつい引き込まれていました(笑)
やはり、「先生に教える」という行為には、みんなの目が輝きます。
そんな強弱や抑揚のあるクラスには、集中力と一体感がありました。
コミュニケーションを通して、築くものは「信頼」
キッズヨガの養成講座や、フォローアップクラスで、「子どもたちに好かれる」ことよりも、子どもたちとしっかり「信頼関係」を築いて欲しいとおっしゃっている先生。今回は、そんなエピソードもいただくことが出来ました。
「ピシッ」と手を挙げて参加する生徒さんも、過去にはこんな話をしていたことがあったようです。
「私なんて…」
「どうせ…」
それは、キッズヨガで倒立の練習をしていた時のこと。元々そんなにキッズヨガに参加したがらない様子だった生徒が、倒立の時間の先生の声かけと向き合い方で、こんなにもキッズヨガに参加するようになったんだとか。前のめりな姿勢がとても印象的でした。
「この先生は、私のことをちゃんと観てくれている。」
「この先生は、私のことをちゃんと思ってくれている。」
そんな気持ちが伝わると、しっかり返してくれるようになると言います。月に一度のキッズヨガの時間でも、子ども達とここまで関われるのは、やりがいに繋がりますね。
ストーリーのあるヨガは、みんなで作ったもの。
キッズヨガの前半の時間は、実際にストーリーのあるヨガを作るためのコミュニケーションの時間でした。後半は、みんなから引き出したクリスマスを元に沢山動く時間。
大阪の保育園から日本を飛び出して、フィンランドに行ったり、トナカイになったり、こっそりプレゼントを置いたり。モミの木になったり、ケーキを作ったり…。
思い思いのクリスマスを、体で表現して味わいました!
テーマを決めて、コミュニケーションをとり、一緒に作るその時間は、大人のクラスとは違う「キッズヨガ」ならではの魅力があります。
次回、キッズヨガ指導者養成講座は1月20日(月)からオンライン。
子どもといっても一人の人間。一緒に何かをするときの声かけや見守り。それは大人の私たちにも通ずる大事なポイントがたくさん詰まっています。
そんなコミュニケーションの基礎がたくさん詰まった「キッズヨガ指導者養成講座」。次回の開催はオンラインで1月20-21日/2月3-4日(月・火)です。子どもたちを惹きつけるスキルやテクニックはもちろん、大人になってしまった自分に向き合うことのできるヨガらしい養成講座です。
「キッズヨガは、サービスでも道でもなく、教育です。」
講座内での片岡まり子先生の言葉。
多くのものが「サービス」化している昨今。教育を軸にお伝えしてくれる先生の言葉には、多くの学びがあるはずです。子どもたちや、教育に携わる方々、ぜひ一緒に学んでみませんか?