サントーシマ香さんが息子くんを抱っこしている写真

サントーシマ香「便利なツールとしてのヨガを提案していきたい」

サントーシマ香とは

サントーシマ香先生の優しい眼差しは愛に満ちています

プロフィール

ニューヨークで生まれ学生時代は人気女性誌の専属モデルや女優として過ごす。

心身の健康や周囲との調和に悩んでいた大学生活の終わりにヨガに出会い、日本でヨガがブームになる前からヨガを取り入れはじめ、2001年ヨガに出会う。2002年よりサンフランシスコでヨガ、アーユルヴェーダを学び、2005年バークレーYoga Mandala Studio にて全米ヨガアライアンス認定インストラクター養成講座を修了し、ヨガインストラクターとしての活動を始める。

2008年にはインドに渡り総合浄化法「パンチャカルマ」の施術を経験し、翌2009年初頭には「ティラック・アーユルヴェーダ大学」にて医療従事者向けアーユルヴェーダ・コースをトップの成績で修了。帰国後は、ヨガジェネレーションを始め、ヨガフェスタ、ヨガスマイル、オーガニック東京など様々なイベントで活躍。

現在はひとりひとりのライフスタイルに合わせた柔らかいクラスを展開。2013年、第一子を出産後は女性のためのムーンサイクルヨガを考案し指導者を養成するほか、マタニティ指導者養成講座も担当。

出演

  • NHKラジオ第1で『ゆる~りヨガ』を担当
  • NHK Eテレ(教育テレビジョン)の 『まる得マガジン』で「ゆったりヨガで心も体もリラックス」の1日5分のヨガを提案

出版

  • DVD付 カラダが変わる たのしい おうちヨガ・プログラム (高橋書店ヨガの本シリーズ)
  • DVD付 心を整える リラックスおうちヨガ・プログラム (高橋書店 ヨガの本シリーズ)
  • DVDつき サントーシマ香のやさしいムーンサイクルヨガ

など多数

香先生が伝えているヨガ

もともとヨガに留まらず、アーユルヴェーダを始めとしたヨガのあるライフスタイルを中心に伝えてこられた香先生。第一子出産後はヨガニードラやムーンサイクルヨガなど「カラダに寄り添うこと」「カラダの声を聞くこと」など、本来カラダに備わっている知性を尊重したヨガを展開されています。

2015年には初となる全米ヨガアライアンス指導者養成講座を開催し募集から1ヵ月も経たないうちに満員御礼となり、次回開催を待つ声が多数。本講座内で大切にしているメッセージは

どんな方に対しても“寄り添う”こと

であり、初心者の方や運動が苦手な方でもヨガを続けたくなるようなクラスを展開できるヨガ指導者の育成にあたられています。

これから伝えていきたいヨガ

サントーシマ香先生の講座風景

先日、香先生にお話を伺った時に「これから、どんなことをしていきたいですか?」と聞くと、こう答えてくださいました。

サントーシマ香インタビュー
サントーシマ香インタビュー
1つは、現在開催しているムーンサイクルヨガを始めとする「女性のためのヨガ」を届けていきたい。

産婦人科医の高尾先生とも対談をさせてもらったり講座に協力してもらったりして(全米ヨガアライアンス200時間の一部を高尾先生が担当)、医学的なヨガとの向き合い方がわかってきたのも嬉しいです。

2つ目は、もっとひとりひとり、その方に適したヨガを伝えていきたいです。

頑張ってもヨガ、頑張らなくてもヨガです。強度や負荷をどのくらいかけるかは年齢、体力、体質に応じて人それぞれ。アーユルヴェーダでは「鼻呼吸から口呼吸へ変わる手前の体力の半分くらい」という表現を使いますが、このくらいをみんなにも意識して欲しいです。

激し過ぎず、ゆる過ぎない。

「神が知的にデザインされた姿を尊重して、日常生活での歪みを取り除き、唯一の自身の身体を適切に使う」ということを大切にしています。

私はよく「寄り添う」というキーワードを使いますが、どんなヨガをしていても、散漫になりがちな意識やカラダを扱う上でマインドフルに専心することは大切。それが、自分の心やカラダをコントロールするのではなく「寄り添う」というイメージなんです。